「神対応」という言葉が広まりつつあれど、この言葉が使われるのはサービス業・接客業がほとんど。当サイトでも、『ディズニーのアナ雪神対応』や 『Amazonがネコに神対応』なんかをお伝えしたことがある。けれども他のシーンでだって、「神」な「対応」に出会うことはできるもの!
ということで今回は、ある美人歌手がピンチで発揮した「神対応」をご紹介したい。なんと彼女は、生放送の歌番組で生理ナプキンをポロリと落としてしまったのだ……。これはピンチ! だがその後に彼女がとった対応が「素晴らしい!」と評判になっているのだ!!
・生放送中に起こったこと
この度、メキシコのモーニングショー「Despierta America」に登場した美人歌手パトリシア・ナヴィダッドさん(42)。ブルーのミニのドレスを身につけた彼女は、生放送中に『Viva Mexico』という歌を披露したのだが、そのとき事故は起こった。
カメラがまわる中、熱唱する彼女の足の間から何か白い物体が転げ落ちた。何かな? と目を凝らすと……あ! あれは、生理用ナプキンじゃないか!! しかも残酷なカメラマンは、ナプキンにズームイン。それをやってはダメだろう……。
・歌い続けたナヴィダッドさん
こんなとき、あなたならどうするだろう? 恥ずかしさのあまりその場にうずくまるか、歌うのをヤメて逃げ出すか、ササッと拾うか……。ナヴィダッドさんの場合はこうだ。自分がナプキンを落としたことに気付きながらも、何ごともなかったかのように歌い続けたのである! まさにプロ根性!! しかし彼女のさらなるスゴさは、番組が終わった後に発揮された。
・ネット上には意地悪なコメントが
残念なことに、ネット上には彼女を揶揄(やゆ)する意地悪なコメントであふれ、なかには「彼女はわざと落としたのでは」なんて声も寄せられたのだとか……。でも彼女はへこたれなかった! 「この度はみなさまにご迷惑を……」なんて紋切り型の言葉で騒動を治めようとしたのではなく、彼女の強さをバンッと見せつけたのだ!!
・ナヴィダッドさん「恥ずべきことではない」
まず彼女は “わざと落としたのでは” という世間の反応に対して、Twitter で「ハッキリさせたいんだけど、ワザとパットを落としたワケじゃないわ」と真っ向から否定。
そして「今回起こったことは恥ずべきことではないし、バカにされることでもない。ジャッジしたり、あざ笑う人もいるけど、みんな誰でも女の人から生まれてきたはずよ」とバッサリ。この前向きさ、カッコいい! とってもカッコいいよナヴィダッド姉御!!
・ネットの声「彼女の姿勢に感動した!」
そんな彼女の姿勢に、惚れちまう人が多数出現。ネット上でも彼女の態度は拍手と共に讃えられているぞ! コメントの一部を見てみよう。
「アクシデントの最中とその直後の対応って、人柄が出るよね。ナヴィダッドさんは強い女性だ」
「女性には生理があるんだよ。それを気持ち悪がるのは、ネットの世界しか知らない青二才どもなんだろうな」
「彼女の姿勢に感動した!」
「生理ナプキンをつけているときに、あんな丈の短いドレスを着ちゃダメだよ」
「私ならその場にうずくまって……死ぬ」
「こんな美しい女性を笑い者にした奴らこそ恥ずかしい存在だ!」
「彼女は上手く切り抜けたね」
「彼女の強さの勝利だ!」
Mail Online によれば、生放送中にこのようなことが起こったのは、世界広しといえども前例のないことなのだとか。人類初のピンチを見事に切り抜けたナヴィダッドさんお見事だ!
参照元:Mail Online、YouTube(英語)
執筆:小千谷サチ
